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リード文(導入)
男性の育休取得率は、厚生労働省の「令和6年度雇用均等基本調査」で30.1%(※2025年7月公表の最新速報値ではさらに上昇中)となり、もはや珍しいことではなくなりました。
しかし、その多くは数週間〜1ヶ月程度の短期取得。「1年間の育休」から復職した男性が、職場でどのような扱いを受けるのか、その実態はあまり知られていません。
「復帰後、居場所はあるのか?」「周囲の態度は変わっていないか?」
そんな不安を抱えるパパたちへ向けて、1年間の育休を終えて職場復帰した私の体験談を赤裸々に公開します。
1. 育休中に会社から連絡はあった?
育休中、完全に仕事から解放されるかと思いきや、現実には月1回程度の頻度で不明点の確認電話が入りました。
中には、すぐに電話に出られないと「早く出ろや!」と高圧的な態度を取る人もおり、育児に追われる身としては正直モヤっとしたことも。
また、上司からの連絡は計2回ありましたが、その内容は少し意外なものでした。
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1回目: 後任者のマンション更新時期に合わせた復帰の前倒し打診
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2回目: 復帰後の「社員旅行」への参加確認
「私の体調や育児の状況」を気遣う連絡ではなく、あくまで「会社の都合」や「行事の確認」。長期育休中の会社との距離感を痛感した出来事でした。
2. 復帰の決意と、1ヶ月前の「顔出し」
実は、育休中にそのまま退職することも頭をよぎりました。
しかし、投資で大きな損失を出してしまい、「サイドFIRE」への道が遠のいたという現実的な理由から復帰を決意。
復帰当日にいきなり出社するのもハードルが高いため、1ヶ月前に事前準備として職場へ顔を出しました。
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現状の業務確認
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パソコンの再セットアップ
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メンバーとの雑談
この段階では、部署内でも特に嫌な雰囲気は感じられず、スムーズに復帰への足がかりを作ることができました。
3. 【復帰当日】仕事の感覚と前任者の「置き土産」
いよいよ迎えた復職当日。意外にも緊張はなく、1年のブランクがあっても仕事の内容はしっかりと体の中に残っていました。
すぐに実務に入ることができましたが、そこで目にしたのは前任者たちのミス(負の遺産)の多さ。
本来ならゲンナリする場面ですが、久しぶりの仕事という新鮮さも手伝って、「無の心」で淡々と処理することができました。1年の休みは、メンタルをフラットにする効果もあるのかもしれません。
4. 復帰して感じた「職場の人間の本音」
復帰後の人間関係については、良くも悪くも「育休前の関係性が継続される」というのが結論です。
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態度の冷たい人: 育休前から冷やかだった人は、復帰後も変わらず冷ややかなまま。
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温かい人: 他部署からも含め、「おかえり!」とわざわざ電話をくれる人も多く、心が温まりました。
「育休を取ったから腫れ物扱いされる」というよりは、もともとの人間関係が浮き彫りになるというのが正解かもしれません。
まとめ:復帰を恐れる必要はない
1年間の育休を経て感じたのは、会社は自分がいない間も回るし、戻ればまた自分の仕事が待っているという現実です。
多少のモヤっとする出来事や、冷ややかな視線はあるかもしれません。しかし、温かく迎えてくれる人たちを大切にすれば、居場所は必ずあります。
これから長期育休を考えている皆さん。復帰後のことはあまり心配しすぎず、まずは目の前の育児と、そして(私のように失敗しない程度に)資産形成に向き合ってみてください。


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